間違ったアメリカの知識 其の2

“英語って敬語とかないからフレンドリーで良いよね”“アメリカって年が違っても必ずしもMr.とかMiss.って付けないから上下関係ってなさそうだよね”

 

それは全くの勘違いです。

 

アメリカへの知識/固定概念は映画から来る事が多いと思います。アメリカの現実社会はすべてが全てフレンドリーな話し方が出来る訳ではありません。

しっかりと会話で“敬語”を使いますし、文章を書くときはしっかりとした書体で書かないと自分自身が恥ずかしい目に遭います。

 

スポーツの世界も、しっかりとしたピラミッド型の組織となっています。必ずしも年が上だからピラミッドの頂点と言うわけではないですが、やっぱり地位が上の方と会話をするときは尊敬の意を表して会話をします。

友達とスムーズに会話が出来ても、仕事のインタビューのときに使う英語はまた違うのでそれも気をつけなくてはなりません。

しかし、しっかりした人間関係や友情が築かれているのであれば、いちいち“さん”などは付けずに“同僚”と言う感覚で年齢関係なしにカジュアルな呼び方、話し方をします。

私の現在のバスケット部での話しを例とすると、選手は私の事を”Coach Ken/Kenny”と呼んでくれます。食事中など、何気ない会話をしているときは“Ken”と呼ばれる事もありますが、試合中は絶対に”Coach”と呼んでくれます。年齢がプレーヤーと近いから友達感覚で呼ばれてしまうのではと不安でしたが、ちゃんと場面をわきまえて尊敬の意を表してくれました。

 

私の高校時代のバスケ部は、ガチガチの“日本の部活の上下関係ルール”と言うよりは、アメリカの様な上下関係だったのではないかなと今思い返せば感じます。

私自身普段から後輩にもあだ名で呼ばれていましたし、別にそれが“生意気”だとか“礼儀を知らない”という考えには至りませんでした。

逆に私は年齢の壁を気にせず話しに来てくれているのだな、心を開いてくれているのかなと思って接していました。彼らも時と場合に応じて敬語を使って話しをしてくれていました。

 

“郷に入れば郷に従え”

どこの国/チーム/会社のルールが良い悪いと言う事ではないですが、私たちの高校は年齢での上下関係の壁がなかったので、今でもみんな仲の良い友達ですし、そう言う人間関係が築けたからこそチームも強かったのかなと思います。

少し話しがずれたかもしれませんが、今回言っておきたかったのは、上下関係が全くない、敬語はないみんな横一線の世界なんだ、アメリカは。と言う固定概念は全くもって間違っていますと言う事です。アメリカ人も日本人と同じように、目上の人にはちゃんと尊敬の意を表す話し方をすると言う事です。

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間違ったアメリカの知識 其の2」への2件のフィードバック

  1. 敬語を例にしてもそうだし、場所によって態度を変えることができる力っていうのは、試合中の気持ちの切り替えとかにも通じるものがある気がする。雪国の学校は圧倒的に不利だと考えられていた高校野球界。そんな中、北海道勢として甲子園初優勝を果たした駒大苫小牧高校の選手の中には、決勝戦に向かうバスの中で、呑気に記念撮影を楽しんで騒いでいる者もいたらしい。それがバスを降りれば即戦闘モード。
    切り替える力大切だね。

    • そうだね。
      やっぱり学生は授業が一日あって、それから練習だったり試合だったりするから、何か一つでもルーティーンをもっていると気持ちの切り替えがスムーズにいくかもね。やっぱり学校行って”疲れたー”の身体と気持ちで体育館に入って来ても自分の身にもチームのためにもならないからね。それはとても重要な事だと思う。実際身体的に疲れていてもきちっと切り替えが出来るようなレベルになるには相当訓練しないとダメだろうけどね。貴重な意見、まいどまいどありがとう!

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